2007年3月13日火曜日

アイスクリーム屋に行列


Eiscafé(アイスカフェー)というのは、ドイツ語でアイスクリーム中心のカフェ。先日の日曜日(3月11日)のこと、近所の愛すカフェーに行列ができているのを発見。
急に暖かくなり、日差しが強くなるとドイツ人は待ってましたとばかりにアイスカフェーに殺到する。写真はシャルロッテンブルク地区のKaiserdamm 11 (14057 Berlin) にあるHennigという店舗(チェーン)で、昨年オープンした。シャルロッテンブルク地区はベルリンの西部に広がる住宅地で、東京で言えば(私の独断だが)杉並区といったところだろうか。そしてKaiserdamm(カイザーダム)通りは、そこを東西に横切る大通り。東京なら甲州街道? 店舗はSバーン(市内電車線)環状線の内側、西端の近くに位置する。
写真に見るとおりこのお店、昨年オープンしてからなかなかの人気。人気の秘密は手頃な値段(最も小さいカップで1ユーロ:2種類のを選べる)とそこそこの味にあると思うのだが、ご存知の方のご意見はいかがだろうか。
しかしこの人気のお店、昨年の10月末でいったん営業を終了し、冬季はずっとお休み。そして今年になって3月1日からまた営業を再開した。その間、店舗は別の用途に使われていたわけではなく、看板を掲げたまま店を閉めていた。「一年を三日で暮らす」とまではいかないが、「一年を冬なしで暮らす」いいお店だ。たしかに冬になれば、客足は遠のくだろうが、それにしても・・である。

ベルリンの地代の安さ、人件費の高さ、そして冬の寒さの厳しさ(この冬は記録的な暖冬だったが)を考えるとこんな営業も合理的なのだろう。

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