2007年6月18日月曜日

GOYA再オープン


「出資者のクラブ(ディスコ)」として注目を集めながらも、2006年の夏に経営が破綻し閉鎖に追い込まれていたクラブGOYA(シェーネベルク地区)が、この6月に再オープンした。
このクラブは、一生涯の無料入場「権」をもった会員=投資家の資金のよって運営されるというビジネスモデル、豪華な内装と高価な音響機器で市民の羨望を浴びていた物件。ベルリンバブルの産物とでも呼ぶべきパーティー会場だったが、入場者数に対して多すぎるスタッフ、出資者のクラブという閉鎖的なイメージからビジターが入らなかったことなどから経営が破綻した。
新聞報道によればこの経営を引き継いだのは、経営コンサルタントTreugastの社長であるシュテファン・ゲルハルト (Stepfan Gerhard)(52歳)で、これまでにも数々のイベント事業を成功させてきた人物。
GOYAの豪華な内装は以前のままだが、厨房や豪華すぎる調度品は撤去され、音響機器も簡略化され、スタッフ数も大幅に削減された。採算を得るには、年間120のイベントを行う必要があるとのことだが、すでに10数件のイベントが予約されているということだ。

GOYAの場所は、地下鉄U1/2/15のNollendorfplatz駅を下車し南に出るとすぐ目の前。

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