ドイツの景気はおおむね良好だが、その影響はベルリンとブランデンブルクの労働市場にも及んでいるようだ。ドイツ連邦雇用庁 (Bundesagentur für Arbeit) のベルリン・ブランデンブルク支部の報告によると5月の失業率は15.5%で、これは前年同月比で1.9%の低下していることになり、2000年11月以来の低い数値となった。社会保険支払い義務のある職に就く人口は約175万人で前年比3.5%の増加であり、この上昇幅はドイツ全体の数値を1%上回っている。
ベルリンについて見ると、サービスおよび教育・授業部門での雇用が増加しているのに対し、公共行政および加工業において雇用が減少している。
このように見てみると景気回復における「ベルリン封鎖」は起こっていないようだ。サービス部門の好況は、サービスを受ける側が直接感じられるものであり、景気回復を実感できる場面も増えそうだが、「ベルリン的サービス」の増加はご免被りたいところだ。
参考:
・ドイツ連邦雇用庁ベルリン・ブランデンブルク支部
2007年5月31日木曜日
2007年5月30日水曜日
ようやくアジアへ
07年5月29日のLTU(Air Berlinの傘下に入った航空会社)の発表によると、今年の11月からのスケジュールでベルリンからの長距離路線が3つ開設されるとのこと。その中の一つがバンコクで、エアバスA330型機により週3便がテーゲル空港から飛び立つ。
ベルリンはドイツ国内有数の航空拠点でありながら、長距離路線は現在ニューヨーク、ニューアーク線のみ。アジアへの中距離路線としてはドーハがあったが、東南アジア、東アジアへの直行便は現在皆無。
LTUは、もともとはリゾート地へのチャーター便を運航する航空会社であったが、ドイツ国内第2位の航空会社 Air Berlin の傘下に入り、グループの長距離路線を担いつつある。
しかし日本への直行便が開設されるのはいつの日か・・。現在ベルリンにはテーゲル、テンペルホーフ、シェーネフェルトの3空港が存在するが、2011年の供用開始を目指してベルリン・ブランデンブルク国際空港 (BBI) の整備(シェーネフェルト空港の拡張、全面改装)が進んでいる。
参考
・LTUのプレスリリース(2007年5月29日)
ベルリンはドイツ国内有数の航空拠点でありながら、長距離路線は現在ニューヨーク、ニューアーク線のみ。アジアへの中距離路線としてはドーハがあったが、東南アジア、東アジアへの直行便は現在皆無。
LTUは、もともとはリゾート地へのチャーター便を運航する航空会社であったが、ドイツ国内第2位の航空会社 Air Berlin の傘下に入り、グループの長距離路線を担いつつある。
しかし日本への直行便が開設されるのはいつの日か・・。現在ベルリンにはテーゲル、テンペルホーフ、シェーネフェルトの3空港が存在するが、2011年の供用開始を目指してベルリン・ブランデンブルク国際空港 (BBI) の整備(シェーネフェルト空港の拡張、全面改装)が進んでいる。
参考
・LTUのプレスリリース(2007年5月29日)
2007年4月4日水曜日
クヌート君フィーバー

ベルリンで生まれたシロクマ(北極くま)の赤ちゃん、クヌート君のニュースは世界を巡っている。そしてベルリンの市場を少なからず刺激している。
ぬいぐるみショップやデバートのおもちゃ売り場ではもちろん、シロクマのディスプレーが前面に押し出され、新聞、雑誌もクヌート君の写真、北極くまの特集、はては温暖化への警鐘といった記事も多い。統計はないがクヌート君の写真欲しさに新聞、雑誌を購入した市民も多かったのではないだろうか。まさにスーパースター・クヌート君!
4月1日、インターネットの航空機/航空産業情報サイト(www.aero.de)には復活祭後、ベルリンの航空会社がクヌート君の写真をロゴに使うそうだと報道したが、それはエプリールフールの冗談だったということが判明した。
それは冗談だったにしても、生のクヌート君みたさにベルリンの動物園に、飛行機を使って足を運ぶ観光客は少なくないはず。ベルリンの観光、ホテル、飲食業に与えるクヌート君効果というものも算出できないことはないだろう。
しかしこのクヌート君、前足、後足をみるとすでに立派。きっと大きくなるのも早いはず。愛くるしいクヌート君をみたければ、なるべく早いうちにベルリンを訪問することをお勧めする。
forum bmkはクヌート君の健やかな成長と長寿、そして北極くまの種の存続を切に願っている。
2007年3月18日日曜日
ベルリンを 3D ヴァーチャル散歩
ベルリンの経済振興公社であるベルリン・パートナー社 (Berlin Partner GmbH) は、3月8日のプレスリリースで、Google Earth を利用した 3D 都市景観モデルについて発表した。
これは、東西ベルリンの都市中心部、経済・テクノロジーセンターである WISTA Adlershof(東ベルリン)のランドマークを 3D モデルで構築し、Google Earth プログラムを利用してインターネットで公開しようというもの。
モデリングの対象になった建物は約44000件(詳細レベル1)。そのうち重要な建造物550件には、ファサードの写真が貼付けられ(詳細レベル2)、さらに50件には建物ディテールまでが表現されている(詳細レベル3)。そして著名な建造物5件には、その内部にまで入って観覧することができる(詳細レベル4)。
レベル4に属するのは、現在のところ
・帝国議会議事堂(連邦衆議院議事堂)
・中央駅
・DZ銀行
・ソニーセンター
・オリンピックスタジアム
の5件である。
低詳細レベルの建物のファサードの写真は必ずしもその建物独自のものではないそうだが、新旧建築規格の混在し、ベルリンの町並みの印象をよく表現しているということだ。
利用は、まずGoogle Earth最新版をダウンロード、インストールし、その上でベルリン 3D の所定のファイルを規定の位置に入れることで可能になる。
自分のコンピューターで通信環境で試したところ、たしかにベルリンの市街地を 3D モデルで楽しむことができたが、快適に楽しむにはかなりの通信速度とマシンの処理能力を要するようだ。
この試みが、多くの旅行者をベルリに引き寄せ、ベルリンへ進出する多くの企業の立地選択に役立つことを、私も一ベルリン人として願っている。
参考リンク:
・ベルリン・パートナー社
・ベルリン 3D (Berlin 3D)
・Google Earth
これは、東西ベルリンの都市中心部、経済・テクノロジーセンターである WISTA Adlershof(東ベルリン)のランドマークを 3D モデルで構築し、Google Earth プログラムを利用してインターネットで公開しようというもの。
モデリングの対象になった建物は約44000件(詳細レベル1)。そのうち重要な建造物550件には、ファサードの写真が貼付けられ(詳細レベル2)、さらに50件には建物ディテールまでが表現されている(詳細レベル3)。そして著名な建造物5件には、その内部にまで入って観覧することができる(詳細レベル4)。
レベル4に属するのは、現在のところ
・帝国議会議事堂(連邦衆議院議事堂)
・中央駅
・DZ銀行
・ソニーセンター
・オリンピックスタジアム
の5件である。
低詳細レベルの建物のファサードの写真は必ずしもその建物独自のものではないそうだが、新旧建築規格の混在し、ベルリンの町並みの印象をよく表現しているということだ。
利用は、まずGoogle Earth最新版をダウンロード、インストールし、その上でベルリン 3D の所定のファイルを規定の位置に入れることで可能になる。
自分のコンピューターで通信環境で試したところ、たしかにベルリンの市街地を 3D モデルで楽しむことができたが、快適に楽しむにはかなりの通信速度とマシンの処理能力を要するようだ。
この試みが、多くの旅行者をベルリに引き寄せ、ベルリンへ進出する多くの企業の立地選択に役立つことを、私も一ベルリン人として願っている。
参考リンク:
・ベルリン・パートナー社
・ベルリン 3D (Berlin 3D)
・Google Earth
2007年3月13日火曜日
アイスクリーム屋に行列

Eiscafé(アイスカフェー)というのは、ドイツ語でアイスクリーム中心のカフェ。先日の日曜日(3月11日)のこと、近所の愛すカフェーに行列ができているのを発見。
急に暖かくなり、日差しが強くなるとドイツ人は待ってましたとばかりにアイスカフェーに殺到する。写真はシャルロッテンブルク地区のKaiserdamm 11 (14057 Berlin) にあるHennigという店舗(チェーン)で、昨年オープンした。シャルロッテンブルク地区はベルリンの西部に広がる住宅地で、東京で言えば(私の独断だが)杉並区といったところだろうか。そしてKaiserdamm(カイザーダム)通りは、そこを東西に横切る大通り。東京なら甲州街道? 店舗はSバーン(市内電車線)環状線の内側、西端の近くに位置する。
写真に見るとおりこのお店、昨年オープンしてからなかなかの人気。人気の秘密は手頃な値段(最も小さいカップで1ユーロ:2種類のを選べる)とそこそこの味にあると思うのだが、ご存知の方のご意見はいかがだろうか。
しかしこの人気のお店、昨年の10月末でいったん営業を終了し、冬季はずっとお休み。そして今年になって3月1日からまた営業を再開した。その間、店舗は別の用途に使われていたわけではなく、看板を掲げたまま店を閉めていた。「一年を三日で暮らす」とまではいかないが、「一年を冬なしで暮らす」いいお店だ。たしかに冬になれば、客足は遠のくだろうが、それにしても・・である。
ベルリンの地代の安さ、人件費の高さ、そして冬の寒さの厳しさ(この冬は記録的な暖冬だったが)を考えるとこんな営業も合理的なのだろう。
2007年3月5日月曜日
駅前にモーテル?

昨年6月に長距離列車の駅としての役割を終了したベルリン・ツォー駅。その駅前にモーテル出現?
写真は、現在建設中のMotel One am Zooという「ホテル」。建設はParking-Partner(ベルリン)という企業で、Motel Oneが運営するということだ。そのコンセプトは、駐車スペースを備えたホテル、事業所で、パーク&ライドに対応することとある。「パーク&ライド」は、都心からはやや離れたところにマイカーを駐車して、そこから都心までは電車・バスといった公共交通機関を使うことで、都心部の交通渋滞、駐車スペースの不足を回避するもの。日本でも鎌倉などの歴史的な中心部をもった都市で実験的に導入されている。
Zoo駅と言えば、以前は西ベルリンの中央駅で、クーダムという都心に最も近い駅というイメージがあるが、新中央駅が完成し、都心が旧東ベルリンに移ろうとしている今、Zoo駅の周りはもはや都心部ではないということなのか。
クーダム通りは、分裂時代は西ベルリンの都心、銀座のような業務・商業中心地で、たくさんのオフィス、百貨店、ブランドショップ、ショールームが集積していたが、ドイツおよびベルリンの統一後は、そのような機能の一部は、フリードリヒシュトラーセ通りやミッテ地区といった旧東ベルリンの中核地域に移りつつあった。しかし全てがそのようになったわけではなく、Zoo駅付近のクーダム通りも未だにベルリンの一中核地域の地位を保っている。
駅前「モーテル」の出現には、やはりZoo駅のローカル駅化が影響が強いのか。Zoo駅には、ほとんどの長距離列車が停車しなくなった。長距離列車としてこの駅に止まるのは、東ヨーロッパへの便を中心とした夜行列車のみ。
Motel Oneのサイト(https://www.motel-one.de)を見ても、このホテルの駐車スペースがどの程度のものかという情報は得られなかった。また「モーテル」という名称は、マイカー利用者のホテル利用を狙ったものかとメールで問い合わせたが回答は得られなかった。
2007年2月24日土曜日
学生街でリンゴブーム

Ernstreuter-Platz(エルンストロイター・プラッツ(広場))と言えば、ベルリンを東西に貫く幹線道路の大ロータリーのある場所。そしてこの周辺がTU Berlin(ベルリン工科総合大学)の本拠地だ。ロータリーに隣接して地下鉄2号線のErnstreuter-Platz駅があり、工科総合大学に通う学生の多くがこの駅を利用する。
この理科系学生が集う場所の一角に、アップル製品を中心に扱うコンピューター&iPodショップGravisが最近店舗を構えた。これまで運河の方(北へ)へ向かってかなり歩いた不便なところに位置していたショップが、ここに移転したのだ。Gravisはここをベルリンにおけるフラッグシップ店舗と位置づけている。
中に入ってみるとびっくり。ここはまるでアップル直営店みたいじゃないか! 二階建ての建物は、かなりゆったりとセンスよく製品がアップルと関連製品が並べられていてまるでショールームのよう。2階にはセミナースペースと喫茶コーナーまである。
白を基調とし半透明のガラスを使うなど、かなりの凝りようだ。東京のアップルショップに行ったことがある私には、これがアップルショップをかなり意識しているということは一目瞭然だった。
アップル製コンピューターは、ドイツではかなりのマイノリティーだが、若い人の間での人気はかなり高く、とくにベルリンの、ホットスポットとなっているある喫茶店(プレンツラウアーベルク地区)に入ると8割以上がアップルということもある。
とするとGravisが、理系+若い学生が多く集まる工科総合大学の近くにショップを移したのは、良い戦略と言えるだろう。ちなみにそこから数百メートル離れた場所(Bismarckstrasse)にも、昨年からアップル専門店が営業をしている。エルンストロイター広場周辺は、ベルリンにおけるアップル集積地になろうとしている。
しかしベルリンのアップルファンで、アップル直営店の進出を望んでいるのは私一人ではないだろう。
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